いつもお世話になります。
ひかり鍼灸整骨院の森田です。
寒暖の差が激しい日が続いていますが、ノロウイルスの感染による食中毒や感染性胃腸炎は、
12月から2月にかけてが流行のピークとなっています。
ノロウイルスは手指や食品、食器等について口から感染し、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛等の症状が
現れます。ワクチンや治療のための抗ウイルス薬もありません。対策は予防しかありません。
通常は発症後数日程度で症状は軽くなりますが、抵抗力の弱い子供や高齢者では重症化する場合が
あります。
※ノロウイルスはなぜ冬に発症するのか?※
夏場に発症する食中毒は、高温多湿で増殖しやすい細菌性の食中毒です。
(O-157、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ等)
ノロウイルス等のウイルス性食中毒は、低温や乾燥した場所でも生息できるため冬場に増加します。
ノロウイルスは、インフルエンザウイルスよりも小さく、乾燥や熱に強く、長期間生存します。
そして感染力が非常に強いです。また免疫ができにくく何度も感染する恐れがあります。
※ノロウイルスの経過・症状※
ノロウイルスは口から体内に感染し、潜伏期間は12~48時間。
小腸で増殖し、胃の神経の機能を低下させるため吐き気・嘔吐・下痢・腹痛等の胃腸炎のような
症状が発症します。特に急激な吐き気・嘔吐と同時に下痢が特徴の症状です。
※ノロウイルスの予防法※
ノロウイルスに有効な治療法はまだないので、予防を徹底するのが重要です。
①加熱する食品は中心までしっかり加熱する。
②調理器具や食器は使用後にしっかり洗浄・殺菌する。
③手洗いをきちんと行う。(特に食事前、トイレ後)
④吐き気・嘔吐・下痢等の症状がある人は食品や調理器具、食器を触らない。
※ノロウイルスに感染したら※
嘔吐・吐き気・下痢等の症状が出たら、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。
下痢の症状が出たときに市販の下痢止め剤を服用することが多いと思いますが、
ウイルス性の食中毒が原因の場合、下痢止め剤を服用するとウイルスを体外に排出するのが
遅れるため良くありません。
下痢により脱水症状になりやすいためこまめな水分補給が必要です。
その時に胃腸を刺激する冷たい水は良くないので、常温のお茶等を少量ずつ摂取し、
安静にしておきましょう。
***********************
ひかり鍼灸整骨院
住所:731-0138
広島市安佐南区祇園7-24-14
お問合せ先:082-871-2785
アクセス:JR古市橋駅より徒歩5分
診療時間:
8:30~12:00 14:30~18:30
8:30~12:00 火曜
8:30~12:00 14:30~17:00 土曜
休診日:火曜午後、日曜、祝日
駐車場:あり(5台)